当院の美顔に対する“はり治療”は、東洋医学的な考えに加え、自律神経やホルモンバランスの調整、精神的ストレスの軽減、皮膚をはじめとする顔面への血流を促すことなどにより、身体の内面より肌を綺麗にすることを目的に治療を行います。
また、最近よく耳にする「アンチエイジング」という言葉のように、現在の状態もさることながら、肌の老化の進行をできるだけ抑え、5年後や10年後にも若々しい肌が保てるようにお手入れすることも目標の一つとなります。
すばらしい治療法ですので、是非一度お試しください。 |
トータル美顔鍼治療(約45分)
局所美顔鍼による顔面部への鍼治療に加え、自律神経やホルモンバランスの調整、精神的ストレスの軽減などを目的に、手や足、背中のツボにも鍼を刺すことで、肌に対して身体の内面から改善を促します。
|
4000円 |
局所美顔鍼治療(約30分)
顔面部へ数本の鍼を刺すことにより、顔面の血流改善とともに、新陳代謝を高め、硬くなった顔面の表情筋をほぐすことで、乾燥肌や乾燥ジワ、小ジワ、クマなどの改善を促します。
|
2500円 |
※はり・きゅう治療を初めて受けられる方は、鍼への恐怖心などを取り除くために、初回のみ顔面部への鍼
治療を控えさせていただくこともあります。
・美しい皮膚の条件
①皮膚の表面に潤いがあり、なめらかでツルツルしていること
②皮膚に弾力と張りがあり、触れたときに柔らかでしなやかな感じがすること
③皮膚の血液循環がよく、血色がよいこと
美しい皮膚は、基礎化粧品を塗ることによって皮膚表面を整えることで潤いを保つことも重要な要素となります。しかし、これらは皮膚の性質に影響を与えるものではありません。
また皮膚は、脂溶性の医薬品やビタミン(A・D・E・K)などを吸収する働きを持っていますが、表皮角質の下に水分交流を防ぐバリアゾーンが存在するため、水分または水溶性のビタミン(B・C)などは、基本的に吸収されない仕組みになっているのです。
つまり、本来の皮膚の働きとは、角質(垢)や汗、皮脂などを排泄・分泌するものであり、美容に対して色々なものを皮膚から吸収して改善を促すものではないのです。
美しい皮膚とは、皮膚の深層にある真皮などに水分が多く含まれることで肌の張りや弾力があり、皮膚の血液循環がよく、血色がよいことが最も重要となります。 |
|
|
美しい肌を保つためには、外界からの刺激を防御するとともに、十分な皮膚の休息、皮膚の強い再生力、皮膚修復のための栄養補給、内臓および精神状態の管理、自律神経バランス改善、皮膚血流量の促進など、様々な内面からのケアが最も重要となるのです。
自己の持つ自然治癒能力を引き上げつつ、内面のから機能を調節する鍼灸治療は、美顔に最も適した治療法の一つであると言えます。 |
|
|
・代表的な皮膚のトラブル
①シワ
皮膚のゆがみや変形によってできるシワは、加齢に伴い増加してきます。主な原因は、表皮の乾燥、真皮のコラーゲンやエラスチンの減少や変性、皮下脂肪の減少や下垂、顔を動かす表情筋の筋力低下などによって生じます。
表皮を基礎化粧品などでケアしながら、“はり治療”により硬くなった表情筋を緩め、皮膚の血流量を改善することで、主に乾燥ジワや小ジワの改善を期待することができます。
さらに、たるんだ肌を引き上げる「リフトアップ」効果も期待できます。
【シワの分類】
1.乾燥ジワ…目の下に細く横に数本できるシワなど(表皮性シワ)
2.小ジワ…目じりや額などの表情筋の走行と垂直にできる細かいヒダ(真皮性シワ)
3.大ジワ…目や口の周り、顔の輪郭などにできる大きなヒダ(老人性シワ)
|
②シミ
顔にできる褐色の色素斑であるシミは、紫外線の影響によりメラニン色素が過剰に産生され、表皮に定着することで生じます。さらに、女性ホルモンのバランス低下や精神的ストレス、生活の不摂生なども原因になると考えられています。
日常生活で紫外線をなるべく避けることが重要となりますが、“はり治療”により皮膚の新陳代謝を改善し、メラニン色素の排泄を促すことでシミの改善を期待することができます。
さらに、女性ホルモンバランスや精神的ストレスのケアを行うことで、シミの進行を防ぐことも期待できます。
③クマ
目の下やその周囲が黒ずんで見える状態を言うクマは、血液循環が悪いために生じる場合と生まれつきに色素が沈着している場合とがあります。
血液循環が悪いために生じるクマは、疲労や精神的ストレス、睡眠不足などが原因となり「うっ血」が起こった状態です。特に、目の下の皮膚は非常に薄いため、その色が透けて黒ずんで見えるのです。
睡眠などをしっかりとることも重要となりますが、“はり治療”により皮膚の血流量を改善すること、疲労や精神的ストレスのケアを行うことで、クマの改善を期待することができます。
④ニキビ
様々な皮膚の湿疹が混合して生じる状態であるニキビは、思春期にみられる「若年性?創」と20歳以降にみられる「成人?創」があり、眉間や鼻の周囲、口の周囲によくできてきます。
原因としては、男性ホルモンの刺激により皮膚が脂性となると同時に、毛包の角質が肥厚して脂分がつまることで生じます。また、性周期(女性ホルモンの分泌バランス)、遺伝、精神的ストレス、食生活などが関与すると言われています。
当然、肌を清潔に保つことや脂っこいものや甘いものを控えることも重要になりますが、“はり治療”により皮膚の新陳代謝を改善し、ホルモン分泌バランスを整え、血液循環を改善することで、ニキビの改善を期待することができます。
|